パリオリンピックの射撃の混合エアピストルで銀メダリストのトルコのユスフ・ディケチ選手が、
なぜ「無課金おじさん」と呼ばれ、なぜ無装備だったのでしょうか?
今回は、ユスフ・ディケチ選手がなぜ「無課金おじさん」なのか、なぜ無装備だったのかをお伝えしていきます。
無課金おじさんの由来はオンラインゲーム!
オンラインゲームでは装備に課金しないことを「無課金」というので「無課金」が使われたようです。
ユスフ・ディケチ選手が無装備なのは、装備を試してみたが、不快だったからやめたそうです。
ユスフ・ディケチ選手は、装備を使わずに両目を使い競技に参加します。
「オリンピックはフェアプレイでなくてはならず、
ドーピングでもなくコスチュームや装備など、お金のかかるものでもなく、
人間の身体や能力で試合すべきだ。」とユスフ・ディケチ選手は語っています。
「それがオリンピックの本質にあるべきで、オリンピックの自然な形のはず。
装備などは、オリンピックの精神にも反する事になる」とも言っています。
ユスフ・ディケチ選手は、リラックスするためにいつも使っているものを競技でも使います。
射撃用の装備は、何も使いません。耳栓は市販品、靴も普通のスニーカーです。
ポケットに手を入れるのは、射撃の一般的なスタイルであり、身体を安定させバランスを保つためなのだそうです。
ユスフ・ディケチ選手が主役で映画ができそう!
ユスフ・ディケチ選手が伝えたいこと!
「パリオリンピックでは、『心地よさと質素さ』が勝利した。
世界中の人が、私にそれを見たのだろう、心地よさと質素さ。
だからこれほど注目されることになったのだと思う。」とユスフ・ディケチ選手は語っています。
そして、「人々は、射撃をスポーツとしてだけやるべきだ。
バレーボールにとってボールの存在のように、
射撃にとって銃が同じ存在になるべきだと思う。」
ユスフ・ディケチ選手は、オリンピックの救世主だと思う
まとめ
今回は、ユスフ・ディケチ選手がなぜ無装備だったのかをお伝えしました。
今の世界に必要なのは、ユスフ・ディケチ選手のような考え方なのではないでしょうか。