中学、高校と無敵を誇った福部真子選手でしたが、大学に進学してからは思うような結果を出せずにいました。
しかし、実業団に入りコーチとの出会いが、福部真子選手をオリンピックに導きます。
今回は、28歳で初のオリンピック代表権を獲得した福部真子選手についてお伝えしていきます。
福部真子のコーチは何者?「天才少女」から五輪へ導く!
遠藤道男コーチとの出会い
中学、高校と無敵を誇った福部真子選手でしたが、大学に進学してからは思うような結果を出せずにいました。
2018年に実業団に所属してから、国体合宿で元白梅学園高顧問の遠藤道男コーチと出会います。
遠藤コーチの指導法や考え方に感銘を受け、2019年から指導を受けるようになります。
「これまで努力してきたつもりだったけど、全然やり切れていなかった、と気づかされました。毎日の練習でヘトヘトになるんです」
こんなにも「やらなくてはいけないこと」があり、伸びしろがある。どうすれば速くなれるかわからずもがいていた暗闇から抜け出し、「これをやれば強くなるというのが明確になった」。陸上競技の楽しさを再認識した瞬間でもあった。
引用元:https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/8013
そして、ここからの成長は目覚ましく、日本歴代7位までランクアップしたのです。
尾﨑雄祐コーチとの出会い
コロナ禍の影響もあり、2020年12月に関東から地元の広島に練習拠点を移します。
そして、2021年7月から広島大学の尾﨑 雄祐(おざき ゆうすけ)コーチに指導を受けるようになります。
練習中に撮影した走りを見ながら、その都度、2人で意見を出し合いました。
尾崎コーチは、たくさんの映像を科学的に分析して、福部真子選手の今やるべきことを導き出していきます。
福部真子選手は尾崎コーチの指導の下、「ハードルドリル」という練習をしていました。
その成果が、2022年6月11日オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権で初優勝という形となって現れます。
下記は、福部真子選手がSports SNACKSとマネジメント契約をした時のコメントです。
私は、4歳から水泳を始め小学5年生から陸上と両方に取り組んできました。中学生になる時、水泳を辞め陸上1本に絞りました。最初は100mに取り組んでいましたが、当時の顧問の先生の勧めで100mハードルと四種競技を専門とすることにしました。この四種競技の経験が今の私の基盤となっています。
高校からは100mハードルに専門を絞り、インターハイ3連覇を達成しました。大学、社会人と全国大会で勝てない時期が続き、紆余曲折あって引退を考えた時期もありましたが、2022年、社会人になってから5年目にしてようやく日本新記録を樹立、初めて世界陸上にも出場することができました。全ての経験が1つの道となり今の私がいると思えています。
引用元:https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/87223
まとめ
福部真子選手とコーチについてお届けしました。
コーチとは、福部真子選手にとってとても信頼できる存在ですね。