【13時〜】太宰治の家庭菜園で声優体験！(津軽カタリスト)

青森県津軽地域で活動している声優劇団「津軽カタリスト」は、津軽ゆかりの文学作品をドラマリーディング（朗読劇）として舞台上演する市民サークル。ドラマリーディングというのは演劇のジャンルの１種で「見るラジオドラマ」とも呼ばれ、声のお芝居をライブで提供する活動だ。

文化施設での自主公演のほか、小学校や児童館、図書館、介護施設などからの依頼を受けて、ボランティアで出張公演も実施している。

ふだんは弘前市御幸町にある「太宰治まなびの家」を活動拠点としているため、演目レパートリー70本のうち、50本くらいは太宰治の短編小説や随想を題材としている。

今回の体験会では、そんな太宰治作品の中から『失敗園』というコント作品をテキストとして取り上げてみた。

太宰の奥さんが自宅の家庭菜園に植えたトマトや大根やニンジンが一斉にしゃべりだすという、太宰には珍しいファンタジーものだが、その飽くなき自虐に塗り固められた独特の観察眼と、テンポよく繰り出されるユーモアが光る秀作である。

来訪者のみなさんには、ドラマリーディングの基本にして全てでもある「台本の読み合せ」にチャレンジいただきます。

声優として「トマト」や「大根」や「ニンジン」なんかになりきって、参加者みんなで一つの物語を紡いでみたいと思います。

もし声を出すのが恥ずかしいなら、体験ではなく、観客としてその様子を観てるだけの入室でも構いません。どんなことをやっているのか、どういう物語なのか、ぜひ、興味本位に覗いてみて行ってください。

観ているうちにもし意欲が出てきたら、途中から体験参加でいっしょに参加してみるのも結構です。

芸術の秋、収穫の秋、しばし太宰治の家庭菜園でいっしょに遊ぼう！

体験参加される際にはぜひ！
〜ダウンロード資料のご案内〜

画面に台本を映し出しますので、手ぶらで飛び入りで声優体験にチャレンジすることができますが、もし事前に余裕があるようでしたら、こちらから体験会本番で使用する台本テキストを入手して準備しておくことも可能です。

▼今回の体験用テキスト(クリックでダウンロード)
津軽カタリスト構成台本『失敗園』(WORD形式)
津軽カタリスト構成台本『失敗園』(PDF形式)
※ どちらも内容は同じものです。

▼公演ステージの生中継ライブ配信チャンネルです
https://www.youtube.com/channel/UCk20hqvU2jo31E8FE54FQHA/about 　